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石田三成と干し柿

皆の衆、よくぞ参られた!!!!!!!!!!!

本日は、儂と干し柿の関係について紹介していきたいと思います。

よくですね、儂のリプ欄には干し柿の画像がたくさん埋め尽くされていると思います。

これが何故なのか、新たにふぉろわーになった皆々にも知って頂きたく記事を書きました。生前から三成と干し柿は因縁の関係にあるのです。

 

①柿100個贈られて美味しーヤミー感謝感謝

音物といって、儂らの時代は盛んにプレゼント交換をしていたのだけれど・・・

奥州に出張中、秀長様(秀吉様弟)家臣の横浜一庵から柿が100個も届けられたことが・・・!!!

これに対する儂の返信は「拙者好物御存知候(私の好物をよくご存知ですね!)」

 

そう、柿100個を受け入れるくらい、三成は柿が大好きだったのです。

またいっぱい食べたいどころか、二度と食べられなくなるレベルの数ですね・・・。

また、美濃国(現・岐阜県)の武将・長谷川勝五郎からも枝柿を届けられており、当時から柿大好きだと様々な人から認知されていました。

 

②柿によるお・も・て・な・し

同じくこれも奥州に出張中のこと。陸奥国岩城(現・福島県いわき市)の武将・佐藤貞信に対して、貴人を迎えるための宿所手配をお願いしています。

その際、「柿でご馳走しよう!」ということで、枝になったままで甘く熟する「木練り柿」を用意しました。

甘味こそが正義。三成流おもてなしの最先端は柿だったのです。

③友好のための柿

太閤殿下(秀吉様)死後、家康が勢力を拡大しつつある中、同じ豊臣家臣の細川忠興と仲良くなろうと思い立ち、干し柿をプレゼントというエピソード。

大河ドラマ『真田丸』では、「こんなもので人の心が釣れるか!」と忠興がブチ切れたみたいに描かれていたけど、実際は一礼した上で柿を食べてくれました。嬉しい。先ほども書いたように、柿は人の心をつかむための最強アイテムだし、友好の証ともいえるでしょう。

なお結果は

 

④処刑前に柿を断る

有名なエピソードです。処刑の直前、警護の兵に白湯を所望したが、「白湯はないが、干し柿ならある」と言われた。儂は「柿は胆の毒ゆえ食さぬ」と答えたところ、「これから処刑される人間が身体の心配をするとかw」と煽られた。

故に、「貴様のような下郎には分からぬが、大望を持つ者は最後まで己の命を大事にして、本意を達せんとするものだ。」といって黙らせてやりました。

最後まで諦めずに命を大切にする。

私の好きな言葉です。

 

そして現代、聖遺物レベルで柿ネタが蔓延する事態となっています。

 

勿論、干し柿は好きなのだけれど、今の心境はこちらです。

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